Top » 災害救護活動 » 2008年07月 » 沖縄赤十字病院 高尾実千代~ナイロビより vol.2~

災害救護活動

沖縄赤十字病院 高尾実千代~ナイロビより vol.2~

kakaka.jpg

vol.2 その1.暑いときは休んだほうがいいみたい!

ロピディン病院の勤務時間(シフト)についてお話します。
病棟看護師のシフトはnomal day, long day, evening,night shift の4種類ありました。

・nomal day:8AM-12PM  4PM-6:30PM
・long day :8AM-4:30PM
・evening :8AM-12:30PM 4PM-8:30PM 
・night shift:8PM-8:30AM

病棟におけるの基本的な流れは以下のとおりです。
朝8時、看護師長の事務所でミーティングが行われます。看護師長、病棟看護師、手術室看護師1名、病院アドミニストレーター、フィールドオフィサー1名が集まり、夜勤勤務者から重症患者、特記患者に関する簡潔な伝達と事務連絡が行われます。

その後病棟に行き、それぞれの病棟入院患者数と家族数を確認し事務に報告する。また患者の食事表を記入し給食部に提出します。そして、包帯交換、シャワー(創洗浄目的)用にペチジン筋肉注射を準備。シャワーの混雑具合を見計らってペチジン筋肉注射を施行し、患者をシャワー室まで搬送介助、時にはシャワー介助、そして同時進行で病棟での包帯交換を行います。

包帯交換時は患者の創の状態、痛みの程度、訴えなどを観察し、鎮痛剤の増減、変更、消毒方法や間隔の変更、必要時外科医への報告などを行います。
包帯交換が終わるのは10時半ごろ、遅いときは11時ごろになります。包帯交換が終わるとチャイと呼ばれるミルクティーをみんなで飲みながら休憩です。

vol2-img-1.jpg
Ward1,2のナースアシスタントたちと休憩中!

11時過ぎに給食部から昼食が配膳され、11時半ごろ昼の与薬を行います。
午後は4時から始まり、手術後患者をURより受け取り、翌24時間分の与薬準備(病棟によっては昼の予薬前に準備を行う)、退院患者カード記入、他病棟への患者移動を行います。また翌日の手術予定から、手術予定患者のヘモグロビン値の確認など術前準備チェックリストの確認を行います(ヘモグロビン6.0g/dl以下の場合は麻酔科医に報告、輸血の準備などを行う)。

午後5時過ぎの夕食配膳後夕方の与薬を行い、夜間観察が必要な患者を夜勤者申し送りノートに記載し、勤務終了となります。
全病棟に看護師がいるのはnomal dayの時間帯のみで、その他の時間long dayの場合は、午前中の勤務後昼休みの間を埋める勤務時間12時から16時、eveningの場合は18時から20時、夜勤の20時から8時は看護師2人とナースアシスタント3人でUR, KVO,ICU を主に病院全体を看ることになります。

nomal dayの昼休みは宿舎に帰って昼食をとってそれぞれのバンガローで休憩するのですが、だいたい昼寝して体を休めてました。
私が派遣された時期のケニアの平均気温は35℃です。沖縄と比べても気温的には結構高いのですが、かわりに乾燥していたので熱帯特有のじっとりした暑さは感じませんでした。ただ、水分の補給をきちんと行わないと干からびてしまいますが...。
とにもかくにも、やっぱり暑いときは休んだほうがいいみたい。沖縄も暑いときはお昼休憩があったらいいのにね。

vol2-img-2.jpg
左からSandra,Claire,Michiyo 朝食後出勤するための車を待つ3人の看護師。
このときの会話はこんな感じ・・・
Sandra「今日ロングデイなのよね、わたし。ランチのデザート冷蔵庫にとっといてね」
Claire,Michiyo「了解!」

UR...アンダールーフの意。手術後の患者のリカバリールームのような場所。
KVO...点滴の必要な人たちが集められている場所。
ICU...集中治療室。