初期研修医の声 沖縄赤十字病院にきて、はや1年半が過ぎました。研修医向けの雑誌などを読むと、怖い上級医や看護師に怒られたり怒鳴られたりする話が載っていますが、この1年半そのような経験はありませんでした。うれしいような少し寂しいような気がします。
研修の状況はローテーションする診療科によって様々でしたが、今月は外科をまわっているので、外科の研修について書きたいと思います。
ほぼ毎日朝9時から手術があるので、その前に回診やカンファがあります。担当患者は現在10人。オペ前に指導医と一緒に回診して必要な指示を出します。今は胸部外科をまわっているので、肺癌や乳癌の手術がメインです。必ず手洗いをして、第一助手~第二助手として手術に入ります。緊急で虫垂炎があれば時には執刀する機会もあります。そんな時も上級医の先生がきちっと指導してくださるので安心です。午後は5時頃夕回診をして、カルテを書いて終了です。救急指定病院なので緊急オペも多く、希望すれば時間外の手術にも入れてもらえます。
このように、外科での研修は時々夜遅くなる事もありますが、食べる時間も寝る時間もないというほどではありません。でも時々手術が長引いてお昼を食べ損ねる日もありますが...。 指導医の先生も優しいし、病棟のナースも親切で楽しい毎日を過ごしています。
沖縄赤十字病院での研修全体としては①自由な研修 ②少ない研修医 ③積極的に講習に参加できる という点がいいと思います。つめ込んだカリキュラムではないので、自分のペースでできるし、大規模病院ではないので、色々融通がきいて変更もきくところがいいと思います。研修医の数が少ないので当直の日程の調整の必要がないのもメリットだと思います。今年の7月から新病院に移転、開院を向かえハード面では申し分のない程充実しています。でも、研修医の数が少ないので逆に症例をこなすのに苦労しています。病院見学に来る学生さんもほとんどいないので、研修病院としての認知度は低いと思いますが、興味があれば、一度見学に来てみてはいかがでしょうか。