昨年12月に着工しました病院建設工事は基礎の杭工事が進行中です。病院は事務棟(日赤支部と共同使用)を含めて横幅122m、奥行き36m、高さ30mのほぼ長方形、地上7階の建築物になります。そのような大きな建築物を支えるため、直径約2m、79本の杭が次々と埋設工事される様子は迫力があります。
病院棟を簡単に紹介します。1、2階は外来部門が主です。その他、1階には放射線部門、小手術も可能な初療室および観察室を備えた救急部門、化学療法室(10床)、患者図書室などがあります。救急患者のスムーズな受け入れ、将来の外来化学治療患者増加と快適な療養環境が得られる工夫をしました。2階は外来以外に、検査部門、内視鏡部門と人間ドックを配置。内視鏡部門は内視鏡室が6室(1室はX線TV設置)と十分な広さの患者休憩室あり、将来の内視鏡検査、治療に十分対応できる設計です。人間ドック部門は検診者のプライバシーに配慮された構造になっています。3階は手術室(6室)、ICU(6床)、HCU(10床)、透析室(20床)、医局、研修医室などを配置。ICU,HCUに関しては将来必要度が高まることを想定した設計です。医局に近接してデータ処理コーナー、小会議室、図書室、男女医師別の休憩室を設置し、医師が快適に勤務できる工夫をとりいれました。管理棟の3階には最大240名収容可能な会議室があります。各種の学術集会や公開講座などに活用する計画です。4、5、6階は病室で、個室率は約21%。各病棟は臓器別に各科を配置する予定です。各階のナースステーションにはそれぞれ、カンファレンス室、面談室、休憩仮眠室などがあり看護師の勤務形態が考慮されています。4階にはNICUと産婦人科、6階にはクラス100の無菌室2室を含む無菌室14床が配置されます。最上階の7階はユニークな発想でリハビリテーションと厨房、栄養課を配置。
以上、患者さんには快適な療養環境を、勤務する職員には働きやすい職場環境を念頭に置いた設計のコンセプトで建設が進行中です。
現在、新病院開業に向けて医師を中心に人材を広く募集中です。多くの意欲のある医師、看護師、コメディカルの皆様方、患者中心の医療や災害救護などが実践できる新しい沖縄赤十字病院で一緒に働きましょう。
平成21年2月28日
院長 髙良 英一