Top » 診療科部門紹介 » 整形外科

整形外科

整形外科からのお知らせ

診療の特色

 診療は常勤医4人(大湾、森山、金城、翁長)、非常勤医2人(山口、新井)で行っています。専門分野は大湾が股関節、骨代謝、小児整形、足の外科、森山が手外科、肘関節、金城が膝関節、足の外科、翁長が股関節、山口が肩関節、新井が手外科です。脊椎外科の専門医はいませんが、保存療法をしっかりと行い、必要があれば脊椎専門医にコンサルトします。
 手術は年間420件程度です。このうち外傷が250件、腱板断裂などの肩関節の手術が60件、THAを含む股関節の手術が30件、TKAを含む膝関節の手術が20件、手外科の手術が50件程度となっています。THAやTKAなどの人工関節置換術ではZedHip(CT画像を用いた3次元術前計画ソフトウェア)を用いた術前計画を行っています。また、術中、正確な人工関節のカップ設置のために、ナビゲーションシステムを用いた手術を行っています。

スタッフ紹介

第一整形外科部長 大湾一郎
第二整形外科部長 森山 朝裕
医師 金城 聡
医師 翁長 正道

骨粗鬆症検診のご案内

骨粗鬆症は骨がスカスカになり、骨折を起こしやすくなる病気です。骨折を起こすまでは自覚症状がないことが多く、いつのまにか進行し、ほんのささいなことで骨折しやすくなります。自分が骨粗鬆症に罹患しているかどうかは骨密度検査を受けてみないと分かりません。また骨折のしやすさは骨密度検査の結果だけではなく、体格(痩せている人が骨折しやすい)、遺伝(両親のいずれかに大腿骨近位部骨折の既往があると骨折しやすい)、骨折の既往(過去に骨折したことがあると2度目の骨折を起こしやすい)、嗜好(お酒やタバコを吸う人は骨折しやすい)などが影響します。

当院では下記の項目よりなる骨密度検診を行っています。65歳以上で、これまで骨密度検診を受けたことがない方、若い時と比べて身長が2㎝以上短縮した方に是非お勧めいたします。整形外科外来の時間内であれば月曜~金曜までいつでも可能です。

  • 1)問診
  • 2)身長・体重の測定
  • 3)採血・尿検査(骨代謝マーカーを含む)
  • 4)胸椎および腰椎レントゲン撮影
  • 5)骨密度検査(部位:橈骨遠位)
  • 6)医師による指導

診療のご案内

受付時間や外来スケジュールは次の    「外来診療区分表」   をごらんください。


診療する代表的疾患のご案内

当科では下記の疾患の診療を行っています。お近くの病院で紹介状を書いてもらってからの受診をお勧めしますが、紹介状が無い場合でも受診可能です。

1)骨折などの外傷一般

2)肩関節

肩関節脱臼や腱板損傷、変形性肩関節の診療を毎週水曜日に山口医師を中心に行っています。腱板断裂は中高年の肩痛の原として比較的頻度の高い疾患です。発症年齢のピークは60代です。肩の運動障害・運動痛・夜間痛を訴えますが、夜間痛で睡眠がとれないことが受診する一番の理由です。変形性肩関節症は肩甲骨と上腕骨の間の軟骨がすり減り、炎症が起きたり、骨が変形して痛みを生じる疾患です。痛みが強い場合には人工肩関節置換術の適応となります。

3)股関節

股関節は骨盤と大腿骨との間の関節です。股関節の屋根の部分(臼蓋)が生まれつき小さいことがあり、これを臼蓋形成不全と呼んでいます。臼蓋形成不全があると、狭い面積で身体を支えることになり、股関節の軟骨に負担がかかり、軟骨がすり減ってしまいます。このような状態が変形性股関節症の典型例で、軟骨のすり減りが軽度の場合には骨切り術、軟骨のすり減りが高度の場合には通常人工股関節置換術が行われます。そのほか、股関節には大腿骨頭壊死症、小児の場合には先天性股関節脱臼やペルテス病、大腿骨頭すべり症などの病気が起こることがあります。

関節外科を専門とする2人の医師(大湾、宮田)が加わり、今後は人工股関節置換術や骨切り術などの手術も積極的に行っていく予定です。

4)膝関節・スポーツ整形

変形性膝関節症や靱帯損傷が主な疾患です。変形性膝関節症の初期には座位からの立ち上がりや階段の昇り降りで痛みが出現するようになります。また正座が困難になります。進行すると痛みが悪化し、関節内に水が溜まることがあります。下肢はO脚になることが多く、病気の進行とともにO脚の程度が強くなります。膝関節にまだ軟骨が残っている場合には骨切り術、軟骨が消失してしまった場合には人工膝関節置換術が適応になります。

スポーツや交通事故などの外傷で膝の靱帯を切ってしまうことがあります。膝の中には前十字靱帯と後十字靭帯という2つの靱帯があります。これらの靱帯が切れてしまった場合には、靱帯再建術という手術が必要になります。最近前十字靭帯の再建では、解剖学的二重束再建術という方法が主流になりつつあり、このような手術を希望される患者さんには大学病院での治療をお勧めしています。

5)足関節・足

先天性の疾患や脳卒中や脳性麻痺などの疾患で、足の変形が生じることがあります。変形が生じると足裏全体をバランス良く地面に接地することができなくなります。例えば足裏が内側に向くような変形だと、足の外側だけが地面に接地するような状態になります。このような変形が生じてしまうと歩行がかなり困難になります。このような変形に対しては手術による治療が必要になります。

よくある足の変形として外反母趾があります。外反母趾に対しては症状やレントゲン写真から重症度の判定を行い、重症度に応じた治療を行っています。

6)脊椎の病気

脊椎の病気では肩こりや腰痛、手足のしびれや筋力の低下などが起こります。当院では脊椎の手術を行っておらず、手術が必要な患者さんは大学病院に紹介させていただいています。診察やレントゲン撮影、MRIなどの検査から、保存療法(手術以外の治療)が適切と判断される場合には、症状を緩和させるために、薬物を中心とした様々な方法で治療を行っています。

7)骨粗鬆症

骨粗鬆症検診の案内をご参照下さい。

8)関節リウマチ

一昔前は、関節リウマチは治らない病気と考えられていました。しかし最近では、生物学的製剤と呼ばれる特別な薬が開発され、関節リウマチの進行を効果的に抑え、症状を大幅に改善させることができるようになりました。当院でも関節リウマチの診断や生物学的製剤を用いた治療を積極的に行っています。

9)子供の病気(小児整形)

小児整形の三大疾患として筋性斜頚、先天性股関節脱臼、先天性内反足が知られています。筋性斜頚は、生後数日~数週の間に頚部の腫瘤で気づかれることが多い疾患です。左右どちらかの頚部の胸鎖乳突筋という筋肉が短縮して生じます。右の胸鎖乳突筋が短縮すると頭部は右へ傾き、顔面は左方向を向くようになります。90%は1歳までに自然治癒しますが、10%は1歳を過ぎても残存し、その場合には手術が必要になります。

先天性股関節脱臼があると股関節の開きが悪くなります。3か月検診時に股関節の開きをチェックすることになっており、開きが悪いと整形外科に紹介されます。当院では検診で異常が認められたお子様の専門的な診察を行っています。股関節脱臼が発見された場合には装具の治療をまず行い、装具の治療では整復が困難な場合には牽引治療を行います。

先天性内反足では生下時より足の裏が内側を、足先が下を向く変形が認められます。ギプスを巻いて変形を矯正する治療を生後1~2週の早期より行います。ギプスによる矯正にはいくつかの方法がありますが、当院ではPonseti法と呼ばれる方法で治療を行っています。

その他、歩き方がおかしい、よく転ぶ、下肢の長さが左右で違う、O脚というような理由で来院することが多く、積極的な治療が必要かどうかを診断しています。

全診療科の受付時間
初診患者さま
午前
 8:30 ~ 10:30
紹介状をお持ちの
患者さま・通院患者さま
午前
 8:30 ~ 11:00
午後
 1:00 ~ 4:00
休診日
土曜日・日曜日・
祝祭日
慰霊の日(6/23)
年末年始
(12/29~1/3)
面会時間
平日
14:00 ~ 19:30
土日・祝祭日
10:00 ~ 19:30